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[再掲]「女性巡査メッタ刺し」より、リクルーターの存在の方が気になる。職業安定法上問題があるのではないか? [シャーロック・シンドロームの罹患者たち]

『日刊ゲンダイ』というサイトに「女性巡査メッタ刺し 同僚婚約者を追い込んだ『減点主義』」という記事がある。

 そこには、ちょっと前にあった、警視庁蔵前署の男性巡査(24)が、交際相手だった警視庁田無署の女性巡査(24)の腹部をメッタ刺しにした事件のことが書いてある。

「ふたりは、幼稚園からの幼馴染みで、高校も一緒。大学は立教、学習院と別々の私大に進学したが、2年前に警視庁に入庁し、翌年から交際をスタート。今年3月末に入籍する予定だった」という。

 蔵前署のリクルーターをしていた男性巡査が、勝手に立教大の後輩の名前を使って採用試験に応募した不正行為をしたことが、破局の原因なのだそうだ。

 
 男性巡査は、有印私文書偽造の罪に抵触する可能性があるとして、警視庁の監察官の取り調べを受けていたという。


 なるほど、警察教養を受けた警察官ならその程度のことは、平気でするだろう。

 たしかに、リクルーター制度が生んだ悲劇といえそうだ。



 この事件で特に気になるのは、リクルーターの存在だ。

 「女性巡査メッタ刺し」より、リクルーターの存在の方が気になるくらいだ。

 
 警察のリクルーター制度は、職業安定法上問題があるのではないか?

 
 ブラック企業が、労働基準法の埒外にある労働を強いたことが昨今問題になっているようであるが…


 何時も疑問に思っていたのだが、

 どうして、ブラック企業がリクルート出来るのかということである。

 なぜ、労働者の募集ができるのか?

 という疑問である。

職業安定法の
第六十五条  次の各号のいずれかに該当する者は、これを六月以下の懲役又は三十万円以下の罰金に処する。

(一から七は省略)

八  虚偽の広告をなし、又は虚偽の条件を呈示して、職業紹介、労働者の募集若しくは労働者の供給を行つた者又はこれらに従事した者
九  労働条件が法令に違反する工場事業場等のために、職業紹介、労働者の募集若しくは労働者の供給を行つた者、又はこれに従事した者

 と書いてあり、虚偽の労働条件を広告したり、労働条件が法令違反だと知って労働者を募集すれば、職業安定法に違反するらしい。

さらに、

職業安定法第六三条には、

次の各号のいずれかに該当する者は、これを一年以上十年以下の懲役又は二十万円以上三百万円以下の罰金に処する。
 一  暴行、脅迫、監禁その他精神又は身体の自由を不当に拘束する手段によつて、職業紹介、労働者の募集若しくは労働者の供給を行つた者又はこれらに従事した者

とも書いてある。


 ブラック企業が、リクルート出来ること自体、違法がまかり通っているということで、ブラック企業被害による自殺・過労死・うつ病・引きこもりなどなどの諸悪の根源は、

 ワタミでもすき家でもない!

 ブラック企業にリクルート可能な状況を作っている職業安定法違反を取り締まらないヒトたちだ!

 「じゃ、労働基準監督署が悪いのか?」

 と思いがちだが、そうではない。

 労働基準監督署は、労働基準法違反が管轄である。

 意外なことに、職業安定法違反は、警察の管轄なのだそうだ。

 ブラック企業が警察を真似ていると以前にこのブログでいったが、そういうことである。

 勘のいい人はお分かりと思うが、

 職業安定法違反を取り締まると、警察のリクルート制度自体…

 日本警察が百年以上伝統的にやっているリクルート方法自体が…

 違法行為だということがばれてしまうからである。

 よく、嘘の労働条件で働かされたから、詐欺罪だなどといって、法律関係者に失笑される気の毒なブラック企業被害者がいると聞くが、法律関係者は、失笑する前に職業安定法第六十三条第一号違反で、ブラック企業をやっつけていただきたいものである。

素人考えだが…

法文を猫党読みすると、

職業安定法第六三条第一号
「暴行、脅迫、監禁その他精神又は身体の自由を不当に拘束する手段によつて、職業紹介、労働者の募集若しくは労働者の供給を行つた者又はこれらに従事した者」

労働基準法第五条
「使用者は、暴行、脅迫、監禁その他精神又は身体の自由を不当に拘束する手段によつて、労働者の意思に反して労働を強制してはならない。」

 とあるが、

 刑法第二二〇条の逮捕監禁罪が偽計でも犯罪になるのなら、職業安定法第六三条第一号や労働基準法第五条に登場する「監禁その他精神又は身体の自由を不当に拘束する手段」に偽計があってもよさそうなものである。


 ただ、これをやっちゃうと、韓国中国がワンワンキャンキャン言っている戦時中の工場や炭鉱などでの強制労働や従軍慰安婦のリクルート方法が、彼らの主張の通り、強制労働であったということを認めてしまうことになりかねない。

 そんなことが、犬党に受け入れられるはずがない。

 そんなことを認めてしまうと、女衒のそばに朝鮮人警察官がいたとかあのたぐいの話が、今も続いていると暴露してしまうことになりかねない。

 戦後補償問題は、中国や韓国の若者にどれほど関係があるのか、かなり疑問だが…

 現在生きる日本人、とくに日本の若者の生活に切実に関係している。

 女衒のそばにいた植民地時代の朝鮮人警察官は、たとえ朝鮮人であったとしても日本の警察官だということだ。

 今の日本人は、戦時中に工場や炭鉱などで強制労働させられた人々や従軍慰安婦にされた女性のリクルート方法と同じようなリクルート方法で強制労働させられて、彼らと同じような無念さを胸に生きているのである。

 被害者の無念さから、加害者の行為をみれば、

 現在行われている警察やブラック企業のリクルート方法は、強制連行そのものではないか?
 
 偽計を用いた労働者の募集や、偽計により真実の労働条件を知らされないまま法令に違反する労働を強いられた場合、偽計が職業安定法第六三条一号や労働基準法第五条の「精神の自由を不当に拘束する手段」に当たるとして、警察やブラック企業を取り締まるのは、警察研究同様、タブーなのだろう。

 人間を機械のようにしか扱わない企業に甘いのは、 日本が探偵化(警察化)しているからに違いない。
 

 刑法第二四六条の詐欺罪は「人を欺いて財物を交付させた者は、十年以下の懲役に処する。」とあり、

 労働基準法第五条 違反は「第一〇七条  第五条の規定に違反した者は、これを一年以上十年以下の懲役又は二十万円以上三百万円以下の罰金に処する。」

 職業安定法第六十三条には「次の各号のいずれかに該当する者は、これを一年以上十年以下の懲役又は二十万円以上三百万円以下の罰金に処する。」とある。

 法定刑の重さから考えても、騙されて労働を強いられた人間の処罰感情と、詐欺で騙された人間の処罰感情の釣り合いが取れているように思うのだが…


【猫党に興味を持たれた方は、本ブログの左側のサイドバーにある「マイカテゴリー」中の「第一章 漱石は志士の如く」から順に本ブログをお読みください。】






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