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[再掲]兵庫県警察機動隊の雄飛寮で結婚を控えた男性警察官の自殺が相次いだが・・・彼らの自殺は、たんなるイジメなどではなく、警察職務の特殊性からみた倫理による殺人?? [リクルーター(警察はブラック企業)]

突然閉鎖されたブログ『博士の愛した株式』の記事を再掲します。

2006-09-15 03:15 nice!(0) コメント(0) トラックバック(1)

ある警察職員の結婚 [警察職員の結婚(警察官の妻)]

二〇〇〇年一〇月一二日『読売新聞』(東京)朝刊に「水上警察隊初の女性船長結婚で注意され?自殺」という見出しで、小さな事件を報道した。

その内容は以下のとおりである。

「全国初の水上警察隊女性船長として活躍していた千葉県 警の女性職員(26)が先月二十七日、千葉市中央区の自宅アパートで首をつって死んでいたことが十一日わかった。女性は結婚問題で上司にしかられたことが あるといい、家族は『いじめがあったのではないか』として、訴訟も含め対応を検討している。家族や関係者によると、女性は同僚男性と十二月に結婚すること になっており、自殺する一週間前の先月二十日、結婚を上司に報告した。その際、前の隊長に仲人を依頼したことを話したところ、複数の上司から、報告が遅れ たことをしかられたうえ、『なぜ、今の隊長に仲人を頼まないのか』『おれは式には出ない』などの厳しい言葉を受けたという。自宅には、B5判のノート一枚 に、『結婚に関して、周囲の方が大きくさわぎ始めてしまいました』『何をどうしても解決しません。隊長、副隊長、元隊長、みなさんを怒らせるつもりはな かった』などと書かれた遺書のようなメモがあった。家族は『結婚式を間近に控えた娘を自殺に追いやるほどの何があったのかを知りたい』と悔しさをにじませている。これに対し、同隊の上司の一人は『仲人のことは言っていない。結婚へのアドバイスがきつい言葉だったかもしれないが、死ぬほどひどいことを言ったとは感じていない。そう受け止めたとすれば、私の不徳の致すところというしかない』と話している。」という内容であった。

一九九七年の兵庫県警察本部の例であるが、警察職員A氏は、結婚するに当って、庶務係職員から、新婚旅行の際願い届けカード(年休を取ったり国内旅行をするときに宿泊先や同行者の報告に使っている)の区分欄に海外旅行願、結婚届と記入するよう言われ、願届カード記入例2枚と海外旅行承認願2枚の計4枚のA4サイズの用紙を手渡された。

願届カード記入例は、区分の欄に海外旅行願、結婚届と書き、内容の欄には海外旅行願の方は別紙のとおりと書かれていて、結婚届けの欄には、1結婚の年月日、2配偶者の本籍、住所、氏名、生年月日を記入するよう書かれていた。

結婚休暇願 いは期間を記入するだけであった。海外旅行承認願は、1旅行先、2旅行目的、3日程、4同行者・氏名・生年月日・年齢・本籍・住所・職業・勤務先(住 所)、5利用旅行会社(ツアー名)、6利用交通機関(利用航空会社)、7旅行費用(一人当たり)、8年休残日数を記入するようになっていた。

A氏は、海外 旅行承認願の住所・本籍の欄の記入スペースは同じだったが、本籍の欄にはと同府県名だけを記入したという。

A氏が新婚旅行から戻って来て数日後、警察本部に行くと、兵庫県警察本部総務部会計課庶務係の係員に兵庫県警察では警察職員の結婚に際して、警察共済組合 から結婚手当金6万円と警察互助会から結婚祝金3万円の給付がある。

ときかされ結婚を証明する書類を提出するように指示された。その書類とは、戸籍謄本ま たは配偶者の戸籍抄本ということであった。

その根拠は共済組合の定款の「結婚手当金(定款第21条)組合員が結婚をしたとき、60,000円が支給され る。結婚手当金請求書に戸籍謄本(抄本の場合は、配偶者側の抄本)を添えて請求する。なお、未届けの場合は所属長の証明書を添付する。」という規定であっ た。

しかし、「この請求書には、戸籍抄本又は婚姻届出に関する市区町村長の証明書を添えてください。ただし、被扶養者申告の時にこれらの書類を提出してい る場合は、添えることを要しません。」と注が付されていた。

兵庫県警察史編さん委員会編『兵庫県警察史 明治・大正期編』(兵庫県警察本部、一九七二)によると、巡査が結婚する場合は、明治一九年四月制定の「巡査娶妻手続」(巡査娶妻届の制度は、一九四七年(昭和二二)二月、廃止されている)によって結婚の一〇日前までに結婚する女性の本籍・住所・職業・氏名・年齢と親の名前などを記載し、媒酌人と親戚・友人のうち二人が連著した巡査娶妻(しゅさい)届という書類を署長に提出し、その承認を受けなければならなかった。そして、書類の提出を受けた署長は、その女性が警察官の配偶者としてふさわしいか否かを調査のうえ承認したという。この巡査娶妻届が承認されなかった例の有無については記載がなく、その他資料も入手できなかったため詳しく知ることはできないが、(大正四)四月に「巡査娶 妻届に対し、自今これを拒否せんとするときは、一応その事実および意見を詳具し処分前本官の指揮を受けられるべし」という訓達がなされていることから、実 際に拒否者が存在したことがうかがえると、『兵庫県警察史 明治・大正期編』(兵庫県警察本部、一九七二)の編者は述べている。

また、『兵庫県警察史 明治・大正期編』(兵庫県警察本部、一九七二年)の編者は、

なお、この場合の本官とは警察部長である。『結婚は両性の合意のみに基づいて成立・・・』とする現行憲法からみると、これは明らかに憲法違反である。」と、巡査娶妻届に対する憲法判断をしている。そのうえで、その効果に付いて「署長の承認を必要とするという制度を設けることにおいて、巡査としての職務に対する自覚自戒を期待する、いわば倫理規定的効果をねらったとも受け取られる。


と述べている 。

現在、警察では、「前科者や左翼運動家や、警察のいういかがわしい職場で働いていた者と結婚すると、扶養手当や共済組合の事務上の便宜の際におこなわれる 届出にもとづいて、調査がおこなわれ、その結果、上司に反対される場合があるといわれている。」 が、

兵庫県警察史の編者が述べているように警察の倫理による「職務に対する自覚自戒を期待する」という効果を望むとするなら、警察の調査力を考えれば現行の婚姻届による個人情報でも十分抑止効果を発揮しているといえるであろう。

この抑止効果を、機能させているものがモラル・ハラスメント(精神的暴力)である。

このように取扱われてきた警察職員の結婚を、兵庫県警では、兵庫県警察機関紙『旭影』の「高砂いつまでもお幸せに」というコーナーで、結婚した職員と配偶 者の氏名とともに結婚記念日を紹介している。

このことは、警察職員の結婚が擬似イベント化されていることを示しており、警察職員全体に報じられる事によっ て、警察内部世論(擬似環境)と一致する行動が求められているといえる。

これは先に述べた具体的に示されていない警察職務の特殊性からみた倫理である。

そ して、組織内の人間はこの擬似環境の防御のかげにあってこそ、自分の占めている地位にあって安泰であるという感じをもち続けることができるのである 。

上述した兵庫県警察職員であるA氏の配偶者の氏名も結婚記念日も、兵庫県警察機関紙『旭影』の「高砂いつまでもお幸せに」というコーナーで紹介されること はなかった。

現在、警察職員の結婚は、警察機関誌等の記事として取り上げることによって、擬似イベント化されている。

そして警察職員は、警察職員としての 好ましい結婚というイメージに自分の行動を適合させることを期待されている。

擬似イベントの世界では、製造されたイメージが外部的な基準となるのである。

このような組織内部世論のなかで、他の職員全ての結婚が紹介され、A氏の結婚だけが警察機関誌『旭影』に記載されないということは、

A氏の結婚の現実とは無関係に、A氏の結婚が警察職員として相応しくない結婚、警察職務の特殊性からみた倫理に反する結婚というイメージを付与することを意味している。

このことは、ステレオタイプの不一致による擬似環境の相違を生み、その異なる頭の中のイメージが投射された現実環境にも亀裂を生じさせ、この擬似環境の不 一致はA氏に対し「石の壁に頭をぶつけるような」 、精神的な打撃を与えることとなった。

冒頭に紹介した水上警察隊初の女性船長の自殺も、

A氏と同様の精神的な打撃を受けたことが原因と思われる。

私は女性 船長の自殺を「いじめ」よる自殺とは呼びたくない。「いじめ」ではないといいたいのではなくて、警察職務の特殊性からみた倫理による殺人(法的には罪では ない)と呼ぶべきだと私は思う。


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以下本ブログ

兵庫県警察機動隊の雄飛寮で結婚を控えた男性警察官の自殺が相次いだが、

彼らの結婚が警察職員として相応しくない結婚。

警察職務の特殊性からみた倫理に反する結婚。

と兵庫県警にみなされたために起こったのではないだろうか?

ここでいう「兵庫県警にみなされた」というのは、彼らの結婚の事実がどうかという問題ではなく、デマでもなんでも、周囲の警察職員(警察官と一般職員)に思われたらという意味である。

兵庫県警でのイジメでは「ア○」「エ○」「チ○ンコ」と陰で呼ばれる(直接いうヒトもいる)。

事実とは関係ないので、

自民党支持者でも「ア○」と呼ばれるし、武士の子孫でも「エ○」と呼ばれることになる。

江戸時代から日本人でも「チ○ンコ」と呼ばれてしまう。

根も葉もないことだが、常に「ア○」「エ○」「チ○ンコ」でないことを示す証拠をバッジのように胸につけて歩くことも、警察の待機宿舎の表札に貼ることもできないので、たいへんな嫌がらせを受けることになる。

実際に「ア○」「エ○」「チ○ンコ」なら、仲間と共同して戦うという選択もあるが、

実際に「ア○」「エ○」「チ○ンコ」でない人間は、被差別者以上の孤独を味わうことになる。

どんなに強い精神力を持った人間でも、自殺してしまうことになる。

警察職員(警察官と一般職員)の自殺は、たんなるイジメなどではなく、

警察職務の特殊性からみた倫理による殺人(法的には罪ではない)の可能性が高いのではないだろうか?