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「警察力は、自分の押しつけようとする秩序、いうまでもなく自分の都合のいい秩序を自分で定義し、決定することになるのは避けられない。」(オルテガ『大衆の叛逆』) [国民教養(=警察教養)の時代が到来!]

スペインの哲学者オルテガ(José Ortega y Gasset、1883 ― 1955)は『大衆の叛逆』(一九三〇年)で、
《秩序》を愛する人々が、秩序のためにつくられたこの《社会的秩序を守る権力》は、かれらの好むような秩序を維持することで、いつも満足するだろうと考えるのは、無邪気というものである。しまいには、警察力は、自分の押しつけようとする秩序、いうまでもなく自分の都合のいい秩序を自分で定義し、決定することになるのは避けられない。
と述べている。

ドイツの社会学者テンニエス(Ferdinand Tönnies, 1855―1936)は『ゲマインシャフトとゲゼルシャフト』(一八八七年)で、世論は、ゲゼルシャフト(Gesellschaft:選択意志―後発的で合理的・打算的な意志―に基づく観念的・機械的な形成物[ゲゼルシャフトの概念]としての結合体。)の道徳を表現し、それによって国家の上に君臨することができる。世論は、すべての人に有益な行為をさせ、有害なことをさせないように、国家をせき立て国家の不可抗的な力を使用させようとする決定的な傾向をもっている。世論にとっては、刑法の拡張や警察力の拡大が、大衆の悪への傾向に対向するための正しい手段であるように思われるが、世論は、(上層階級のための)自由の要求から(下層階級に対する)専制の要求に移行しやすいと指摘している。

テロ等準備罪(共謀罪)が、何かわかるころには・・・

もう、手遅れである。